投資漫画「インベスターZ」感想
今週のお題「雨の日の過ごし方」
おは~(激寒)
雨といえば読書
前置き
本の感想文は、どう考えても先にあだち充の
「ラフ」
を書くべきなんだろうけど、もう少しで夏ということもあり、下書きとして寝かしておきます。
したがって今回書くのは「インベスターZ」。端的に表すと、中学生が投資とは何かを学んでいく物語。
この漫画は、「投資とは何か」という問いに対して、株やFXなど、各分野から説明をしている。この漫画の何がすごいのかというと、もちろん投資初心者にも理解してもらえるようわかりやすく書かれているのだが、実在する企業や人物を登場させることで初心者が挫折できないようになっている。
ですが、正直読んでおススメできるのは株式投資のところまでだと思います。それ以上読み進めていくと…。なぜそのように思うのかは、読み進めていただければと思います。
まず初めに伝えたいこと
LINEマンガで無料で最後まで読めます。おそらく利用している人は1日7話、初めて利用する方はボーナスコインがもらえるかもしれないので、(あるいは、初期に存在する簡単なミッションを利用して)さらに読み進められます。
すみません。詳細に関しては、各自の情報収集に依存します。とにかくお金は一切かかりません。
もう少し丁寧なあらすじ
今思ったけど、課題とかプレゼンが溜まっている状態なので、駄文書いている暇などないのですが、書き始めちゃったので爆速で書きます。
道塾という北海道にある、学費無料の中高一貫校をご存じですか?知りませんよね。すみません。この漫画の舞台になります。
ここに通う5人の生徒が投資部に所属しており、下記画像の財前君が新入部員として参画します。彼は、投資経験も知識も0のところから先輩たちにアドバイスをもらい、株式、保険、不動産、FX、金などの分野において一人前になる、というのが大まかな流れです。
この本の面白い所
まずは何と言っても知識を吸収できるところです。TEN自身、歴史と投資の関係性は理解していなかったので特に参考になりました。こういった歴史を歩んでいたんだと思うことが出来ました。
↑こちらから簡単に試し読みできます。もちろん無料です。必ず見ていただきたいですので、クリックのほど何卒宜しくお願い致します。
さて、次に面白いのは、登場人物に実在する企業、人物が多数登場します。これがまた勉強になります。何が面白いのかというと、その企業、人物が丁寧な取材の基で描かれており、リアルとフィクションの狭間で飽きることなくこの漫画を読み進めることが出来ます。決して冷めることなく。
資産に関する考え方
「たかが金(カネ)だ」
この一言が僕の中では一番心に残っているものになります。漫画のストーリーでは、歴史を受け継ぐ、いや、歴史を築いていくために必要な言葉になります。一方の自分はというと、、、。将来についての考え方に必要な言葉だと思います。外銀外コン商社ヘッジファンド起業家投資家…この世には高いサラリーを得ている人が大勢いる。自分もその一人になりたいと渇望していたが、、、実際のところそれで幸せを手に入れられるのか、はたまた身体を壊して過去の選択を恨むようになるのか…。将来のことは全くわかりませんが、自分がどの軸を持って生きていくのか考える機会を得ることが出来ました。さんざん「稼げ!」という風に書かれているからこそ、この漫画におけるメッセージとして重く響いたのだと思います。
しかし…
お勧めするのはFXの内容が出てくるまでだと考えています。それ以降も大事なことが書かれていますが、それを上回る
- 読んでいるだけで共感性羞恥を覚える内容
- 内容があまりにもめちゃくちゃな不動産編
- 主人公のライバルの動機が意味不明、結局どうだったの?
- 序盤の最大の疑問点、うやむやになってるがな
以上のことから正直株式投資編だけでいいと思います。
こんなにも挙げられるということは大したことないのでは?と思われるかもしれませんが、本当におもしろいです。必ず勉強になります。既に2周はしていますが、やはり何度でも読んで叩き込んでおきたい知識と心構えが書かれています。
兎にも角にもLINEマンガで読めるのでぜひ読んでいただきたいです。
{おしまい}
いつも読んでいただきありがとうございます。
*1:今回の記事は下書き途中で放置してしまったもの。1週間も書き忘れていた。