TENの考察日記

楽しく書いてるので気楽に読んでね。

何を読めばいいか答える

 

はじめに

世の中には、

 

「読書すれば年収が勝手に上がる」

 

ことを言う無責任な人がいる。

 

彼の批判はしたくないが、まぁ…。

そういう界隈のそういう大学生が書いた文です。

 

じゃあ自分はどうなんだと言われそうだが、少なくとも

 

○○で年収が上がる

 

○○で人生が変わる(書いてたらごめん)

 

なんてことは書かない。

そんな単純ではないからだ。

 

世の中そんな単純に成り立っていてたまるか。常識的に考えて、順序が違うのだ。

 

 

いや、この話はやめよう。

 

 

 

 

 

 

 

と、思ったけど、書く。

したがってここから書くのは、あくまで、エビデンスはないが少し考えればわかることだ。

 

はじめに2(飛ばしてください)

 ここから書くのは、TEN自身がいつも思っていることで、まるでカラスのように無責任に喚く人たちに向けたものである。読んでいて気分のいいモノではない。したがって読み飛ばしてほしい。しかし、ここに書かなければ、いつか我慢できずに友達にいきなり話してしまいそうなので、発散します。

 大前提として、読書というものは大人になって始めるものではない。そんなことないだろ。いや、それが、そうなんだよな。少なくとも義務教育のうちに読書に触れていなければ、相当の努力がいる。本を読むための努力だ。TENの弟が残念ながら読書ができない人で相当苦労している。これは、他の友人もそうだからまだ信憑性はあると思う。

 そして、読書の基礎云々で、書く言葉と話す言葉、そして内容の理解力が大きく変わってくる。すべてが読書をしてきた人に比べて劣るかと言われたら、それは断言できない。しかし、世の常識についてこれない人、レポートの内容が明らかにおかしい(幼稚な)人、聞いた内容を要約できない人は現れてくる。知らなくていい世界というのが存在すると思ったのは、他人のレポート初めて読んだ時だ。そもそも、レポートの書き方、書き進め方というのは、他人の物を真似るところから始まる。「巨人の肩に乗る」という言葉が有名なように、何人もの論文やレポートを読み込んで初めて自分の論文が書き始めることが出来るというものだ。きっと院生や、博士の方からしたらTENの論文も悲惨なものかもしれない。それでも型にはめて、読み直しも繰り返しているため、学部生レベルでは、そこまでひどいということはないだろう。多分。お願いしますそうですよね?単位もらえてるし?

 ここで矛盾について問い直したい。まずは、上記(前、前々段落)の前提が必要になる。読書をすれば年収が上がるのではなくて、幼少期から自然と読書をしてきた人が、培った理解力と国語力で難関大学に合格して、そこでも膨大な文献に触れ、その能力が就職の際に買われたからこそ、年収が高いだけなのだ。したがって現在の読書の時間が長いのも、過去の習慣をもう一度自分で再現しているからにすぎない「趣味の読書」なのだ。

 

よ~し!!!社会人になって5年目だし、本、読みますか!!!」

 

じゃねーんだわ。

 そもそもサラリーマンなら一般的に今のところ年功序列の制度が色濃く残っており、時間の問題である。もし短期間で年収を上げるならば、転職しかない。それがサラリーマンである。

 一方事業者は、自分が出した価値に対しての報酬という考え方が妥当だろう。読書をすることで業績を上げるとして、どの類の本を読めばいいのだ?

 

「読むだけで100万円業績を上げるたった35個の方法」か?

「課題設定してみよ」か?

「ニッチ市場を攻めたらええんとちゃうかなぁ」か?

「相手の真似をしてみると…。」か?

 

どれを読んでも無意味である。事業というものは、

「本を読んで実践したら上手く行きました」で語れるものではないからだ。そのレベルで事業をする人など、そもそもいない。そんな事業、体力がないので潰れるに決まっている。

 あと個人的にむかつくのが、読書をしろという人に限って本の内容はほぼ覚えていなかったりするし、覚えていないと口にする。いったい自分が何をしたいのか思い出してほしい。本を読んで、年収をあげたいんだろ?常識的に考えて記憶力もない、理解力もない奴が年収なんて上がるか?

 むりだろ(笑)

 

 あ、本を読むという行為そのものに意味があるのかな~

 もしかして、読書の姿勢を保って、本のページをめくれば年収が上がるのかも。

 すみません勉強不足で…。

 

 

 さて、午前2時までなんの価値もない文章を2000字書いている自分。いったい何がしたいのでしょうか。本当に何がしたいのでしょうか。あ、ちなみに自分の将来の軸は決まりました。年収は一旦忘れて、個人的には、アツいことに若い時の時間を費やしたいなと考えるようになりました。自己防衛資金の捻出が出来れば万歳です。頑張ります。何がしたいかは、言いませんが。

 

 

本題(読んでください)

 賢いとは何か

 賢いとは何でしょうか。人によって賢いの定義は違うと思います。つまらないことをいうと、そんなもの、きっと、たぶん、いや絶対、時と状況によって違うんでしょう。はい。

 本質的かつ個人的かつ偏見的かつ独断で定義すると、賢いとは、「知っている」ということです。で、この「知っている」を細分化すると、深いと広くて浅いの2つになります。狭くて深いではなく、深いか、広くて浅いのどちらかです。TENは、後者を選んでいるつもりなので、後者のことについて今日は書きたい。です。

 ex.この状況を切り抜ける方法を知っている。なども「知っている」の中に入ります。もちろん後者です。経験として知っているだけなので。

 はじめに、と書いていることが一部矛盾するかもしれませんが、あとでちゃんと解説します。

 

 賢くなるには

 多くの人の中に「娘、息子に本を読ませたい」「本を読みたい」「知識を広げたい」という願望をお持ちの方は多いでしょう。それはすべて、おおよそ、だいたい、多かれ少なかれ、多分、少なくとも「賢くなってほしい」「賢くなりたい」という下心丸出しの願望が混ざっている。そう。本を読めば賢くなります。みんなが考えているように、賢くなるには、(学業を除いて)本を読むしかないんです。いや、まぁ()使って学業を除くのはせこい気がしますが、良いんじゃないですか。後出しじゃんけんOKの無法大乱闘が人生である。(そんなことない)

 

 結

 本を読めばいいことは(もうずっと前から)わかった。じゃあ、どうすればいいのか。どうしましょう。随筆ですごい知的な文章をさりげなく書く人がいますよね。あれ、超うらやましいです。なぜうらやましいかというと賢さがにじみ出ているからです。かっこいい。一部のひねくれたツイッタラーはそういうのをねたみますが。そういう(文章が上手い)人たちは、たいてい小説を読んでいます。彼らは、独自に編み出した表現を使用しているのではなく、読んだ小説の表現が自分の血肉となってそこに現れているだけです。いや、それがめちゃくちゃすごいんですけども。

 その表現以外を用いて相手から知的に思わせるには、上記で説明した通り広くて浅い知識の吸収と、そのアウトプットしかありません。

 そこでようやく本題に戻ります。どの本を読めばいいのかという問いに対して答えを書きます。

 

 論

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読むべき本

 「かがくる」と、「そーなんだ」を読めば、解決します。この本で知的に見せる問題は絶対解決します。 こういった本を読む(読ませる)べきなのである。並びは乱雑だが、本の題名(下記図参照)にもある通り、大人でも答えられない内容を分かりやすく書いてくれている。これを読まずして知識など蓄積されるはずがないのだ。ちなみに、ここに書いてある内容は、高校、大学でも講義に出てくるレベルもそろっているので、広く浅く必要最低限を学ぶのにもってこいなのだ。基本漫画なので読みやすい。

 これを自分は幼稚園の頃から読ませてもらっていたので、大変ありがたかった。ここで両親にお礼を言いたい。

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ここにない巻は、そーなんだのファイルに閉じられている。約140巻

 そーなんだでは、「なぜ太陽に近い山の上が平野部よりも気温が低いのか」や「地球が丸くないのはなぜか」など、小学生が気になりそうなことや、親が答えにくい(知らない)ものが多くある。

 かと思いきや、大学入試でも出題されるような

円周率が3.14なのはなぜか

なども取り扱っている。すべての漢字に対して振り仮名があるにもかかわらず、まさかの√(ルート)の概念を使って説明する、鬼畜そーなんださん…。

 そんなの知らなくていいし、という人もいるかもしれない。もし親がそれなら子供は可哀想だ。子供の知的欲求を邪魔してはいけない。同様に子供を持たない人であってもそんなことでは情けない。だから世の中を理解できずにだまされて搾取される側に回るのだし、ナメられるのだ。自分は搾取されていないと考えている人は、「搾取されていると気づいていない」かもしれないので気を付けよう。知識は武器だと考えた方が良い。

 知識を身に着ける。そういう意味では、大人になってからも読書は必要になってくる。今まで読んでこなかった人は、こういった本から入るもの悪くない。他人のくそみたいななんも得られない薄い内容のブログを読むぐらいなら、薄くても様々なジャンルを濃く書いているこれらの本を買うべきであろう。もちろん読書で年収は上がらない。しかし、身につけた知識を通じて、世の中を理解することが出来れば、それ以降の不必要な出費は防ぐことが出来るだろう。入門として一般教養を身に着けて、そのうち税金だとか、世の中のお金のことに興味を持ってくれたらうれしい。むしろ最終的にはそこを理解してもらわなければいけないのだが。

 昨日、服屋で購入を決断したものの袋が有料だと知り、レジ前で買うのを止めました。こういうことだよな。知ったことで無駄な出費を抑えてるって。うん、、、今日袋持って買いに行きました。もう1度服屋に行く労力と、10円払って1度で済ませるの、どっちが良かったんでしょうね、、、

 ちなみに今日は、お遣いのパン屋にも行くのを忘れました。情けないのは、いったいどっちなんでしょうかね。泣いていいですか。

 

 

 まとめ

 知識は大事だ。

 

ただ、頭の中を年収のためだとか、モテるためだとか、ハウツー本の中のそんな浅い内容で埋めないでほしいと思う。なんだよ本を読んだら年収が上がりますって。もっと世の中がどのようにできていて、自分がそれをどう使って過ごしているのか知ることが大事なのではないかと思う。世の中というものは、弱者に厳しくなっている。知らない人はおいていかれるのだ。このことは、闇金ウシジマくんを読んでもらえばわかるのだが、生憎まだ記事が完成していないので、この次に書くことにする。さて、いつの間にか4000字も書いている。大事なことを簡単にまとめて終わりにしたい。

  1. 本を読んでも年収は上がらない。
  2. 小手先テクニックに頼らず世の中のことを広く見ることが先
  3. そーなんだ、かがくるを読んで、読ませろ
  4. そのうち世の中のお金について学んでほしい
  5. そうしなければ搾取されたまま
  6. これ(薄い、意味のないハウツー)を書いている矛盾に苦しんでいます。

 

はい。みんなも防衛(消極)的な読書をしましょうね。

 

{おしまい}

 

いつも読んでいただきありがとうございます。