TENの考察日記

楽しく書いてるので気楽に読んでね。

読みたいことを、書けばいい。(読書感想)

なんなんだヒロノブ

 

読みたいことを、書けばいい

 これを手にする機会は偶然にも就活のことについてネットサーフィンしている時だった。

diamond.jp

 今となっては評価が二分してしまうような、そんな気がするが、天下の電通に勤めていた人が就活について語っているんだからぜひ読んでみようと思って読んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 就活のことをこんなにも面白く書いてくれる人は他にいるのだろうか、と思った。戦略云々ではなく、読み物として面白かった。             

 SNSにはびこる就活戦略などは、もはや書いた人が情報の非対称性を使って良い気になりたいがために書かれている。

 目も当てられない。(めちゃくそ失礼)

 そりゃあ面接や就活のことについて"それっぽい"ことをつぶやけば、不安な学生からイイねがたくさん押し寄せてくる。気持ちいいんだろうな。俺も詐称して採用担当官アカウントの運営やろうかな~。「就活本気になれよ」って言うぐらいなら仕事本気でやらんかい。やってたら平日の昼間っからツイッターでつぶやくはずないだろ。(土下座案件/ただの悪口)

 

 とにかく気になる人はこのページをぜひ開いてもらいたい。

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読み終わり次第、急いで本を買う必要がある。そうすれば2回読めるからだ。3回目はまた新しく買うことを勧める。とにかく買うことが大切である。

 

 

私は図書館で借りているが。

 

使えるものは使っていった方が良い。今は図書館に行かなくても大学から本が送られてくる時代になった。2回借りて4周している。それでもとにかく買うことが大切だ。

 

 

 

ここで小話

 最近、ブログを書くことも就活もやる気がなくなっている。様々な要因が挙げられるが、ひとまずこの本のせいだと言っても過言ではない。なぁ、ひろのぶ、どうしてくれるんだ?ちなみに泰延ってひろのぶってよむんですね。初見は、たいえんだと思ってました。はい。

 ちなみに、ヒロノブは、泰延と書くのですが、ヒロノブ本人はヒロノブと読むだけでヒロノブと呼んでほしいとは言っていないのです。しかし私は少しの親しみと憎しみと余った隙間に敬意をこめてヒロノブと呼んでいます。

 (専門家立会いの下安全に考慮している。)

 

 もうひとつあります、小話。やっぱりあとで書きます。

 

本の内容(序盤)に入っていくとする。

 この本は、題の通り、読みたいことを書けばいいよ。という内容が序盤に書かれている。簡単に分解していくと、

 

  • 書いても、誰も読んでくれないかもしれないから
  • まずは自分が楽しめるように
  • 楽しく書きましょうよ

 

たったこれだけのことである。信じられない人は買って確かめる必要がある。とにかく買ってみることがはじめの一歩となる。

 

 

ヒロノブに騙される読者

 この本のレビューを読んでみるととてもすごいことが書かれている。「書いてあることが矛盾している」だの「とても楽しく読めてすぐ実践できそうです♪」とか、「やる気が出てきました♪」などなど。

 一方のヒロノブは、

 

「これを真面目に読んだ人は、『えぐい』『重たい』とこの本を形容します。」

 

みたいなことをTwitterに載せていたと思う。残念ながら検索しても引っかからなかったが、確実に載せていた。

 

 え?映画ではなく、本に対してこんなに両極端なレビューある?

面白そうだと思った映画がつまらなかった。というのはよくある話だと思う。尺の都合や予算があるからだ。だが、少なくとも就活のことに関しては面白く書いていたのに、そんなことあるかな~。早速手に取り読んでみました。

 

大学図書館は、神

 

とにかく皆さんも買って読むことをお勧めする。

 

 

 ちなみに、先ほどのツイートを探している時、通っている大学にヒロノブが講演に来ていたことが発覚しました。この講演は、今私がゼミでお世話になっている教授の主催でした。しかもブログ始めて1か月ぐらいだったので(つまり1年以上前)…タイミングや運って結構重要だなと思いました。来年また来てくれないかなぁ。ゼミの講義のZOOMとかでもいいからそういうチャンスがあれば教授に掛け合いたいと思う。

 

 内容が転がっていたので一部引用して加筆すると、ヒロノブと橋本環奈が同じツイートをしたら橋本環奈には勝てない。という内容でした。はい。

 

読者の騙され方・内容

 いろんな人が読んでいるので色んな解釈と感想になるのは前提として、いったいどこにその乖離が生まれるのかという話だが…TENはすべての気力を奪われるぐらいやられてしまった。おそらく、平易な日本語と高度な低レベルのボケを楽しんだ者と、そのボケ攻撃を食らいつつ、本の内容を理解した者とで別れていると思う。

 

 本の内容はずばり、先ほど太字で、でかでかと書いた。「楽しく書く」ということは、それすなわち自分が感動したものなどを咀嚼して、世界に自分より優れた文章がない場合に限り今すぐそこで自分に向けて書けばいいということ。多分。そう。

 さらにさらにもう少しわかりやすいように具体例を添えてかみ砕くと、

 

  • 自分が感動したことがあるとする。(映画やご飯、サービス等)

 そして、それのどこに感動したのかを具体的に書く。

  • なぜ感動したのか、過去の体験や知識から記憶を呼び覚まし言語化する。

 

 例:スパイダーバースはアメスパで助けられなかった落下シーンでグウェンを助けたことに感動した。なぜなら前々作のアメスパでは、ヒロインを目の前で亡くし、ヒーローものはどうせ助かるという先入観をブチ壊してきたせいで、スパイダーバースもグウェンが死ぬのではないか、と気が気ではなかった。アメスパに関しては親しい間柄の人間を3人失っている。今作の主人公マイルズは、いつ仲間が死んでもおかしくない状況で自ら危険を冒してグウェンを助けた。監督が違うのに「あの時果たせなかったことを…」というメッセージを感じとってしまう。それも、主人公は別次元のスパイダーマンなのに、だ。

 

  • その記憶や知識が曖昧でないか、あるいは誤っていないか文献をたどる。

 

 例:マーベル、或いはスパイダーマン映画の観直し、アメコミマンガの読み直し

 

  • できかがった構成とこれから作り上げる文章よりも面白いものが既にあれば、あなたは書く必要はない。それを読めばいい。

 

これを知って「書く気が出てきました!」とはならないだろう。ヒロノブがやっている、もしくは伝えていることは論文の執筆と何ら変わらないのである。

自分に向けて書けばいいとは言っているが、好き勝手に書けばいいとは言っていない。公にする以上表現や定義に間違いは載せられないし、あなた自身が最初の読者なのだから、あなた自身が読んで面白く、なおかつ納得できるものでなくてはならない。

 

 …これを理解してから、文字を書くことが億劫になった。そんなの無視すればいイイではないか。たかが自称無職のおっさんが言っていることである。

 確かにそれも一理ある。が、私にとって無視することができないぐらい大きな言葉となった。

 

 

 

ええと、何が書きたかったんでしょうか自分。

ここで下書きが途切れております。

 

とにかく、今後は自分に向けて書きます。自分が楽しみつつ、それなりに納得できるように時間をかけて書こうと思います。前から自分だけでも楽しめるようにしょうもないことを書いてきましたが、それに向き合っていこうと思います。以前友人に更新を急かされましたが、更新頻度は下がります。

 

はぁ、書くことなくなったし、妙に腑に落ちた内容紹介と宣伝でもしようかな。

 

「言葉には無限の可能性はない。むしろ逆。世界を狭くする。」

これの意味は本を購入して確認してください。なにがなんでも買うことが大切である。

 

三成コラム


web.archive.org

 

これを母親に無理やり読ませたら思っていた以上に面白かったらしく、読了後感想を語り合うこととなった。

 

新作

出るらしい。

「読みたいことを、書けばいい。」では、物書きの人に向けていたが、私自身は会話の中でも活用すべき、あるいは応用できることが書かれていたので、その発展版なのかと期待している。

 

はたして自分が納得できるように書けただろうか。振り返ることが怖い。したがって修正に関してはまた後日。

 

 

{おしまい}

いつも読んでいただきありがとうございます。