TENの考察日記

楽しく書いてるので気楽に読んでね。

プライベートに仕事を持ち出してはいけない

プライベートに仕事を持ち出してはいけない。

これすなわち公私二元論と名付けよう。

 

 例えば、生業がコンサル業だった場合、親しい人と会話する時に相手の発言内容につっこみたくなる時があるかもしれない。

「今それ関係ないよね。」とか、「発言がさっきと矛盾してない?」とか。

発言の粗が見つかると、話が前に進まなくなるから訂正してみたり。。。

 

 他にも、メーカーだと集合時間に間に合わない人に対して厳しいかもしれない。

納期とか、営業が多い仕事ゆえに時間には厳しそうだ。。。

約束の時間を守る、もしくは約束を守ることは、人として当たり前かもしれないが。

 

 金融の人だとお金の貸し借りや、やり取りに細かいかもしれない金利で飯食っているわけだから貸したものを返してくれないことには厳しいかも。。。

借りたら返すことは当たり前かもしれないが。

 

 サービス業の人だと相手に失礼なこと言わないとか、ネガティブなこと言わないとか、叩き込まれていると思う。友人たちの軽い冗談にも心から笑えないかもしれない。

言っていいことと悪いことがあるのは当たり前かもしれないが。

 

 研修が充実している会社はどうだろう。報連相のレベルが高そうだ。「要件」と「5W1H」を駆使して簡潔にわかりやすく伝えることや、そもそも報連相の頻度が高いだろう。そう叩き込まれた人間は、相手からの連絡がないとキレるかもしれないw

 

 業種やその人の性格、会社や上司の特徴にもよるかもしれないが、会社で教わったことを常識として認識すると、相手とのコミュニケーションに少なからずその会社や上司のカラーがにじみ出てきて相手を苦しめることになる。

 僕らができることは公私を分けて相手との時間を楽しむことだけだ。そこには上司の顔とか、会社の常識を思い出さなくていい。むしろ会社の外では別の人間として会社とは違う世界を楽しむつもりで過ごすことができれば、世界が広がると思う。

 故意的な二重人格で楽しもう。スイッチのON・OFFを使いこなそう。

 プライベートに仕事を持ち出してはいけない。

 



{おしまい}

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