TENの考察日記

楽しく書いてるので気楽に読んでね。

映画デートが最悪な理由

 

 

はじめに

 世の男女が一度は経験したこと、あるいはプランとして考えたであろう「映画デート」。今日はその「映画デートが数あるデートの中で最悪」ということについて書いていく。

 

 なお、一度も異性と出かけたことが無い人は、ここでは未来の彼氏、彼女とのデートプランの参考にでもしてほしい。

 

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 特に一番回避するタイミングは、お互いのことをよく知らない時期、それすなわち、その相手とのデート回数をまだ重ねていない時だ。

 

 なぜ避けるべきなのか、その理由を語る前にTENの体験談から話そう。

 

苦い経験その壱

 あれはよく晴れた日だった(今月)。ふとインスタグラムを見ると、ネットフリックスの映画をお勧めしている女性がいたので観てみることにした。

 彼女曰はく、「マイインターン」が好きな人はハマると書いていた。なるほど、そうきたか。「マイインターン」といえばTENの中でかなり好きな映画の一つだ。映画の内容を端的に伝えるとすると、あの高齢のおじいちゃんがアパレル会社で必要とされ、若い女性社長にとってかけがえのない人になるまでの物語である。

 

 ちなみにTENの勘違いだったが、現時点で10話まであるドラマだった。それはまぁ、いいとして、個人的にはあまりにも内容が薄すぎる映画と言わざるを得ない。惰性で最新話まで追いついてしまったが、マイインターンと比べると圧倒的に話が飛躍しすぎている。成長、あるいは成功への過程が「マイインターン」ほどないのだ。

 

 そこで気が付いたことがある。彼女が勧めていたのは映画の内容なのか、それとも雰囲気なのか。

 内容は先ほど書いた通り薄い。(ただ、これが女性向け作品だとしたら、そうなのかもしれない。)では、映画の雰囲気はどうだろうか。映画の雰囲気はなぜだか納得がいってしまう。「マイインターン」の街並みと、職場がとても似ている。街並みがきれいで、オフィス(仕事場)はおしゃれだ。つまり、疑問点はこうだ。

 

 「もしかしたら、映画を観る時に各々見ているポイントが違うのはないか?」ということ。これで一つ思い出したことがある。

 

苦い経験その仁

 もう何年も前の話になるが、女性に誘われて映画を観に行ったことがある。観るのは有名な映画だと聞いていたので、いったいどれほどすごいのだろうかと思っていたが、そこで思い出すのは30分で帰りたくなったということだけ。笑いも感動もない首が痛くなるだけの映画だった。

 

 鑑賞後に「面白かったね」と言われて、変な汗が出たのはいい思い出である。

 

 

個人的な感想

 繰り返し伝えるが、映画デートほど最悪なものはない。様々な理由があるものの、1番の理由は何かと伝えると、鑑賞後の感想である。

 

 映画のどこに重きを置いて観ていたかで感想は異なってくるはずだ。2時間も拘束されて映像を見るわけだから集中するところは十人十色のはず。序盤か終盤か、それとも話の内容かアクションか。映画の要素を細分化すると、まぁ、たくさんあるのがわかるだろう。

 

 さぁ、そこでだ、映画の感想をカフェに入って男女が話すとしよう。

 中村君(仮)が席についていきなり「あの映画はつまんなかった」なんて話してみよう。川口(仮)さんと意見が食い違えば?喧嘩になりかねない。

 

 

 さぁ、そこでだ、映画の感想をカフェに入って男女が話すとしよう。

 中村君(仮)が席についていきなり「この映画の内容に二面性があってよかったね」なんて話してみよう。川口(仮)さんはアクションに夢中だったら?どちらの話もなかなか深まらない。

 

 

 さぁ、そこでだ、映画の感想をカフェに入って男女が話すとしよう。

 中村君(仮)が席についていきなり「映画の内容が良かったね」なんて話してみよう。川口(仮)さんが「そうだよね、よかったよね」

 

…あれ、話が合ったぞ。 

 

どうやら内容で盛り上がっているらしい。

 

「幻覚を見させて人を信じれなくなるようにしてたね」

川口(仮)さん鋭いっ。

 

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春奈inアマン東京

「え、あ、そこってそういう意味なんだ」

おいおい中村(仮)君

 

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本題に移ろう。

 映画の感想とはその人を測り、測られるものなのだ。

 

 おそろしいよ映画デートなんてものは。

お互いがその映画のファンでない限りやめておくべきだろう。

 

 観ている人に考えさせる映画で考察できなければ、そのどちらか一方が相手を見下す構図になりかねない。そして、意見が一致しなければその相手とは溝が深まる可能性だってある。また別のジャンルで、自分はアクションシーンを観ていて、相手が内容を重視していたら?それはもう。。。

 

 この本題にだってかすらない可能性もある。相手、あるいは自分がその映画を全く楽しめなかったら、そのあとの時間は…地獄だ。

 

 

 映画というのは、お互い共通の話題になり得るだろう相手と行くべき場所なのだろう。

 初デートで映画をチョイスしないことを心から祈っている。

 

 

{おしまい}

 

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

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