山中温泉 330年の時を超えて2
前回の記事は山中温泉の1泊目について書きました。
芭蕉の道を歩き、この道が3世紀もほぼ同じ景色を保っていると思うと少し感動しました。
小学生の時から歴史的建造物に連れまわされていたこともあり、かれこれ10年ほど思っていることなんですが、お城や寺、神社って観光地として人気じゃないですか。でも何かある度に建て替えをしてるので建立された年の建物ではないと思うんです。でも自然はきっと変わらないと思うんですよ。
あれ、じゃあ、半年で細胞がすべて入れ替わる僕たちは、本当に自分が半年前の自分と同じだと言えるのでしょうか。
少なくとも、自分が以前よりアップデートされていると思ってこの不思議から目をそらしたいと思います。
今度なにか、論文などのソースがあれば記事にしようかな。
はい。本編にすすみます
山中温泉旅行記
朝起きてレストランで簡単に朝食を済ませる。
前日も楽しんだが、朝風呂もいいだろうと大浴場に行く。
ちょうど掃除が終わったところらしく一番風呂だと教えてくれた。
体を洗った後は…大学生になっても泳ぎたくなるんだ。
飛び込んで馬鹿みたいにはしゃいだ。
昨日は気が付かなかったが、露天風呂に注意書きがされていた。
「虫さんも温泉に集まってきます。いじわるはしないであげてください。」
なんかいいね。
午前は陶芸体験と温泉街で食べ歩きをする予定だからお風呂はそこそこに街へ出かけた。
まずは陶芸。
初めてだったけどかなり楽しかった。
始めてすぐは触るときの感触が気持ち悪かったが、案外慣れるんだなこれ。知らなかったわ。
どの作業工程も難しく感じられた。力のアンバランスがそのまま陶器に現れるので面白い。自分の状態を映す、ある意味での鏡だと思う。
台から陶器を切り離すのは糸でやるんだ。これまた難しかったぜ。
完成後はこちらの記事をお読みください。
どうやらここはアイスクリーム街道らしい。たしかに売ってるお店が多い気がする。
粉がのどにつっかえるがしっかり抹茶を感じられる味でおいしかった。粉は表面にしかなく、中下層は濃厚なバニラアイス。表記を見てもアイスクリームだったので、やっぱり本物の味は違うなと感心した。
冬に食べるアイスが想像以上においしいと証明されてしまった。
自分が就職し、金銭の余裕ができたら毎週末はアイスに捧げると決めている。
もちろんみんなはアイスクリームとラクトアイスの違いが分かるよなぁ?
何が違うかもわかるよなぁ?
がっつりアイスクリームが食べたいのであればレディーボーデンをおすすめします。
別にラクトアイスで十分という方は明治のスーパーカップをどうぞ。
アイスを満喫した後は食べ歩きをした。
人気のコロッケ屋を見つけあげたてのコロッケを一口。
うめぇ~!
ブラックペッパーが脂っこさを感じさせず冷え切った体が温まり、思わず声が出る。
と言っても全然まだまだ普通に余裕で寒いから店に入ることにした。
カフェでぜんざいを頼み、温かいお茶と一緒に頂く。
あんこがおいしい。やはりあんこのある生活が必要なんです。特に味がない白玉もあんこ様のおかげでおいしい。
店内から店内を撮ったけど、これ初めて見る人は店の外から撮ってるって思いそうでインスタなんかに迂闊に載せられなかった。
とてもおしゃれなカフェでした。
この後はカニ汁を飲んだ。一杯300円でたけぇ~って思っていたが、カニの足が入っていて、当然その中には身があるんですわな。
うめぇ~。
かにがおいしいのはさることながら、大きくカットされた野菜のうまみも最高。
どうやら山中温泉出身の料理人が監修している名物らしい。
なるほど。
カニ汁大鍋の本気、確かに受け取りました。
どひぇ~~~
道場六三郎って人有名人じゃん!!
料理人ブームの先駆けとなった人で、めっちゃテレビとかCMにも出てるし、旭日小綬章までもらってんじゃん!!
すげ~和食の人なのに西洋食材も中華食材も使ってるんだ。
いやぁ、有名人の息がかかった料理が食べられてよかった。
そんな感じで満喫していたらバスの出発時間が近づき、街を後にした。
帰りは羽二重餅の里を通らず、
なんかウサギがめちゃくちゃいるSAに寄った。
うさぎかわええ~
水飲み中のウサギにツーショットお願いしたらカメラ目線で応えてくれた。
サービス精神旺盛のうさぎさん……
かわええ~
どのウサギも人慣れしていて全然逃げないもんだから訪れた人みんな楽しんでた。
うさぎかわええ~
{おしまい}
いつも読んでいただきありがとうございます。